Solrプラグイン
Solrの長所の一つは、豊富な機能プラットフォームを提供し、Solr内で実行される独自のコンポーネントを追加するオプションがあることです。
Solrでは、実装が構成可能なコンポーネントをプラグインと呼びます。"class"参照を介してSolrの設定全体で既に多くのプラグインを目にしたことがあるでしょう。一般的な例としては、検索を処理するためのリクエストハンドラ、検索コンポーネント、クエリパーサー、テキストを処理するためのトークンフィルタなどがあります。
Solrは豊富な組み込みプラグインを提供しているため、ほとんどのアプリケーションではプラグインを作成する必要はありません。しかし、作成する必要がある場合は、まず同様の既存プラグインのコードを確認してください。独自のプラグインを作成することは高度なトピックであり、リファレンスガイドの範囲外です。一つのリソースとして、SolrPluginsにあるSolr Wikiのプラグインに関するドキュメントがあります。これはかなり古くなっていますが、ある程度の有用性があります。
プラグインの種類
Solrには基本的に2種類のプラグインがあります。
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コレクションレベルのプラグイン。これらは、コレクションの
solrconfig.xml
またはスキーマファイルを直接編集するか、Config APIまたはSchema APIを使用して、個々のコレクションに登録されます。これの例としては、クエリパーサー、リクエストハンドラ、更新リクエストプロセッサ、値ソースパーサー、レスポンスライターなどがあります。 -
クラスタレベル(またはコアコンテナレベル)のプラグイン。これらはクラスタレベルでインストールされるプラグインであり、すべてのSolrノードにはこれらのプラグインのインスタンスがそれぞれ1つずつあります。認証と認可の設定、メトリクスレポーター、クラスタレベルのリクエストハンドラなどがその例です。