リソースの読み込み

Solr コンポーネントは、**リソース**を使用して設定できます。リソースとは、外部ファイルに保存され、場所非依存の方法で参照できるデータです。

リソースの例としては、スキーマコンポーネントに必要なファイル (例: ストップフィルター のストップワードリスト) や、Learning To Rank 用の機械学習モデルなどがあります。*リソースは通常、設定セットから解決されます*が、他のオプションもあります。

Solr のリソースは、一般的に Solr コレクションまたは Solr コアがロードされたときに最初にのみロードされます。リソースを更新した後、通常は SolrCloud を実行している場合は影響を受けるコレクションを、ユーザー管理クラスタまたはシングルノードインストールを実行している場合はコアを*再ロード*する必要があります。影響を受けるすべての Solr ノードを再起動するのも有効です。管理リソース は API を介して操作でき、明示的な再ロードは必要ありません。

設定セット内のリソース

設定セット は、`solrconfig.xml`、スキーマ、およびそれらによって参照されるリソースを含むディレクトリです。SolrCloud では、ZooKeeper に格納されます。ユーザー管理クラスタとシングルノードインストールでは、ファイルシステムに格納されます。どのモードでも、リソースは共有することも、設定セット専用にすることもできます。リソースはここに配置することをお勧めします。

その他の場所のリソース

リソースは、任意のディレクトリに配置し、`solrconfig.xml` の `<lib />` ディレクティブから 参照 することもできます。ただし、ディレクティブが実際のリソースファイルではなくディレクトリを参照している必要があります。例: `<lib path="/volume/models/" />` リソースが ZooKeeper の設定セットに対して大きすぎる場合、この選択肢は理にかなっているかもしれません。ただし、クラスタ内のすべてのノードがこれらのリソースにアクセスできることを何らかの方法で保証するのはユーザーの責任です。

最後に、これは非常にまれですが、リソースを `。jar` ファイル内にパッケージ化して、そこから参照することもできます。これは、プラグインユーザーが設定セットに同じ名前のファイルを配置することでオーバーライドできるデフォルトリソースの場合に理にかなっているかもしれません。